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08.11.2011 インドネシア語入門編

インドネシア語の特徴、語根とその変化

インドネシア語が勉強し易い大きな理由の一つは単語の元素とも言える語根を覚え、その変化のルールを理解するだけで、表現力が数倍に広がることです。

語根には名詞、形容詞、動詞さまざまありますが、最悪これら語根だけを並べるだけでも大体の意味は通じるので、もしかしたらインドネシア語の原始時代には語根しかなかったのではないか、などと勝手に想像しています。

良く使われる語根の代表例としては、Makan(食べる)、Bicara(話す)、Lihat(見る)、Pikir(考える)などがあります。

これら語根に接頭辞や接尾辞と言われるものを、あるルールに従って、前または後ろ、あるいは前後に付けることで、例えば変化が最も多い動詞は自動詞⇒他動詞⇒使役動詞と、あたかもレベルが上がるように変化していきます。例としてBicaraを変化させると、Ber-bicara(話をする)⇒Mem-bicara-kan(~について話す)⇒Memper-bicara-kan(~に話をさせる)・・・となります。但し、実際は語根と接頭辞や接尾辞の間にあるハイフォンは表記しません。

単語によって例外はたくさんあるのですが、Berで始まったら自動詞だ、Meで始まりkanで終わったら他動詞だ、Memperで始まりkanで終わったら使役動詞だと考えても良いでしょう。

ここで少し厄介なのは、Meで始まる場合、語根の頭文字によってMeそのものが変化することです。基本的にはMe+語根なのですが、語根の頭文字が母音の場合はMeではなくMengとなります。例えばAjar(勉強する)の場合はMengajarkan(教える)となります。確かにMe+語根では発音し難いのが判ります。

語根の頭文字がBまたはPの場合はMeはMemとなり、さらに頭文字がPの場合はPが消えて無くなります。例えば、Pakai(使う)はMemakai(~を使う)となります。

語根の頭文字がC,D,Tの場合はMeはMenとなり、さらに頭文字がTの場合はTが消えて無くなります。例えば、Tulis(書く)はMenulis(~を書く)となります。

語根の頭文字がGまたはKの場合はMeは母音の時と同じMengとなり、さらに頭文字がKの場合はKが消えて無くなります。例えば、Kirim(送る)はMengirim(~を送る)となります。

語根の頭文字がSの場合はMeはMenyとなり、さらに頭文字Sが消えて無くなります。例えば、Suka(好む)はMenyukai(~を好む)となります。

インドネシア語の特徴の受動態のところでも少し紹介しましたが、他にも接頭辞や接尾辞はありますが、その数は決して多くないので心配することはありません。

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