07.07.2012
最近のニュースに私的コメント
時代劇なみの汚職取り締まり
スラウェシ島のある町の有力者に汚職の疑いがあるとのことで、汚職撲滅委員会のメンバーが捕捉に出向いたが、本人と取り巻き達の暴力的な抵抗に合い、警察の協力を得て大立ち回りの末に連行に成功した。委員会のメンバーが暴走する車に轢かれそうな場面もあった。汚職撲滅委員会に対する国民の期待は止まるところが無い。その組織は益々大きくなり、権限も強くなるのだろうが、どこまで切り込めるのだろうか。尻尾から腰のあたり、胸くらいまで行くのか、それでも頭までは無理だろう。また、そこまで汚職がはびこってしまった社会で、汚職撲滅委員会だけがいつまでも清潔でいられるのだろうか。30年くらい前にも鳴り物入りで同じような施策が導入されたが、いつのまにか話題にならなくなった。そのようなことにならないことを期待する。