19.07.2012
最近のニュースに私的コメント
貧困率が改善された
インドネシア中央統計局の発表によると、2012年の貧困率はアジア通貨危機の1998年に較べて半分くらいに改善されたらしい。すなわち全国民2億4千万人のうち、貧困層の人口は5千万人から3千万人に減少したとのことである。貧困層とは1日あたり2,100キロカロリーを摂取出来るだけの収入を得られない人達で、現在の金額価値で1日あたり約70円以下の収入で生きている人達である。2,100キロカロリーというと牛丼3杯である。もちろん他には何も買えない。3千万人に減少したけれど、まだ3千万人もいる。これはイラクやアフガニスタンの総人口に匹敵する。因みにジャカルタ中心部のショッピングモール内にある、日本レストランで牛丼を食べると700円である。