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21.02.2013 インドネシア進出準備

海外進出によって国内雇用成長率が上昇する

中小企業庁による調査研究では、海外進出によって国内雇用成長率が上昇する、とのこである。

以下はそのサイトからの引用です。

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このように海外進出によって国内雇用成長率が上昇するのはなぜであろうか。

 一般的には、企業の海外進出は、その目的が輸出品の現地生産への代替か、国内生産の輸入品への代替かにかかわらず、製造拠点の海外移転による国内拠点の縮小・閉鎖を通じて、国内雇用を削減するものと考えられている。国内産業空洞化論の根拠である。しかしながら、推計の結果、実際には、中小企業の海外進出は国内雇用の減少をもたらしていないばかりか、むしろ、国内雇用を増加させる可能性が高まるという結果となった。

 これは、これまでの我が国中小製造業の海外進出が、成長を続けるアジア諸国等の海外需要の獲得を狙った現地生産を中心としたものであり、国内市場向けや輸出代替のための海外生産が広く行われる段階には至ってはいないことを示唆している。さらに、海外進出企業における国内常時従業者数の増加は、これら企業が海外では製造子会社の保有によって付加価値の低い汎用品の生産を拡大させる一方、国内では高付加価値品の開発・生産や、増加する海外拠点を管理・統括する国際部門の人員を拡充させていることも示唆している。

 一方で、今回の分析では、海外進出しても全ての企業が国内雇用を伸ばすことができるわけではないことも同時に示している。国内常時従業者数伸び率の分散は、国内にとどまっているときよりも海外進出後の方が高い。海外進出によって企業業績の不確実性も高まることが示されている。中小製造業にとって、海外で成功するためには、国内での活動にとどまっていたとき以上に、多大の経営努力が求められるといえよう

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