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24.12.2013 インドネシア進出準備

中小企業がインドネシアへ進出する際の罠

これまで多くの中小企業からインドネシア進出についての相談を受けて来ました。

多くの企業に共通していることは、インドネシアに対する期待が高すぎること、または甘い夢を抱いていることです。

具体的に言うと、①人件費が安いだろう、②材料を安く調達出来るだろう、③外注としての地場産業が多いだろう、④土地は安いだろう、⑤建設費用は安いだろ、そして⑥国内マーケットは大きいだろうなどです。

これらの事実を確認しないで進出準備を進めると、投資の回収に目途が立たないことに唖然としてしまいます。

投資をする前に気が付けばまだ良い方ですが、ほとんどの場合が期待感に押されて投資をしてから気が付いて、四苦八苦しているのが現実です。

相談を受ける時にまず最初に聞かれるのは、外資100%で会社を作れるのか、最低投資額はいくらか、会社設立までどれくらいの時間が必要なのか等々ですが、材料調達~生産~販売からなるサプライチェーンの採算についての質問が出ることは稀です。

製造業だけに限らず、利益が出るサプライチェーンを構築出来るのか、まずこれをしっかりと確認することが大事です。

インドネシアビジネスサポート