Contact us

Rekrutmen

26.02.2014 現地責任者の必須予備知識

はじめに および 目次

はじめに

 日本の中小企業で、本社の社長の代理としてインドネシア工場の責任者として赴任する人の中で、会社経営の経験が豊かな人はどれだけいるのでしょうか。これはなにも中小企業に限った話ではなく、大企業においても同じようなことが言えると思います。しかし、大企業の場合は、現地の責任者として赴任する人を、周囲でサポート出来る組織力がありますが、中小企業の場合はそれを期待出来ることもなく、赴任先でまさに孤軍奮闘する姿が見られます。
 孤軍奮闘した結果、努力の甲斐あって物事が順調に進めば良いのですが、知らなかったがために、トラブルに巻き込まれたり、機会損失を生じたりしている話も良く耳にします。私自身も駐在当時のことを思い出してみると、もしもあの時にこんなことを知っていれば、と悔やまれることはたくさんあります。
 そんな自分自身の反省も込めて、これからインドネシア工場の責任者として赴任される方、あるいは既に赴任していて、まさに孤軍奮闘している方たちに、是非これだけは(
と言いながら結構項目は多いのですが)勉強しておいて欲しいと思う事柄を挙げてみました。
 勉強の成果が、ご自身のためだけでなく、現地法人、日本本社、そしてインドネシア従業員のために役立つことを願っています。


目次

1. 事業戦略の推進
2. 製品およびサービスの開発
3. マーケティングおよび販売
4. 調達・生産・納入
5. アフターサービス
6. 人材開発および管理
7. 技術情報管理
8. 会計・税務管理
9. 資産管理
10. 安全衛生管理
11. リスク管理
12. 経営の現地化

インドネシアビジネスサポート