17.03.2014
最近のニュースに私的コメント
次期大統領選挙
現職のジャカルタ州知事である人気者ジョコウィ氏が、国民の期待を背負って7月9日の大統領選挙に立候補することに決まった。おそらく国民の直接選挙で大量得票を持って当選するだろう。その前の4月9日の総選挙でも、彼を擁立した闘争民主党は単独で大統領候補を出すための議席数20%、または得票率25%を確保することだろう。
世界中の大手メディアはこぞってトップニュースで報じていた(日本ではさほど大々的ではなかったが・・・)。当選すれば、スカルノ、スハルト、ハビビ、ワヒッド、メガワティ、ユドヨノに続く第7代大統領となる。国民投票による大統領としてはユドヨノに次いで二番目となる。最長で二期10年の期間にわたることも考えられる。中部ジャワの家具工場の息子として生まれ、地元のソロ市長からジャカルタ州知事に昇り、知事の任期一年半で大統領になれば、世界の政治史にも名を残すこになるだろう。
風貌はなぜかアメリカのオバマ大統領に似ている。就任前の絶大な期待と評判も良く似ている。しかし、今のオバマのようにはなって欲しくない。