16.05.2014
最近のニュースに私的コメント
ベトナムの中国工場襲撃は他山の石ではない
ベトナムの中国企業だけでなく、日本企業も暴徒による襲撃の被害を受けました。暴徒は漢字の看板から中国企業と判断したと言われています。
インドネシアの工業団地にも日本語(漢字)の社名をそのまま看板にしている会社を見かけるようになりました。1974年の反日暴動や1998年の反華僑暴動を体験した人達はかなりの違和感と不安感を抱いているのではないでしょうか。
スハルト体制が崩壊して民主化が進められ、インドネシア人と華人の間の民族の融合は進んでいるものの、オランダ植民地時代に溯る300年に及ぶインドネシア人の反華僑意識がそんなに簡単に短時間で消え去るとは思えません。万が一の場合、華僑系あるいは中国企業と間違えられないように、看板はアルファベットにしておく方が無難ではないかと老婆心ながら心配しています。