21.05.2014
最近のニュースに私的コメント
関ヶ原の戦いの様相を呈して来たインドネシア大統領選挙
インドネシアの次期大統領・副大統領選挙は、ジョコウィ現ジャカルタ州知事+ユスフカラ前副大統領 対 プラボウォ元陸軍司令官+ハッタラジャサ前経済調整大臣の一騎打ちになることが決まりました。
これから7月9日の投票日に向けて選挙戦に入ると思いますが、どちらの陣営に入るかで、各党は混乱を来していると伝えられています。党の方針に背き反対陣営に走る者、突然連立先を変える党等々、まるで関ヶ原の戦いで西軍と東軍のどちらに付くかで右往左往した諸藩の歴史ドラマを見ているようです。日本でもそのような政治家とか政党も見られますが、大臣の椅子を約束されないからと、簡単に立ち位置を変えてしまうのもどうかと思います。
しかし、一番の問題は両陣営からの政策がほとんど聞こえて来ないことです。メディアもそのことをあまり問題視していないので余計に不安になります。まさか、候補者の人気と人脈を基に投票まで突き進むのではないかと、ついつい思ってしまいます。