24.12.2011
サプライチェーンに基づく仕事
インドネシア現地社員の教育プログラム
第一ステップとして、American Productivity and Quality Center (APQC) が提唱している Process Classification Framework (PCF) を参考にして、会社の仕事の全体像を、五つのオペレーティングプロセスならびに七つのマネジメントおよびサポートプロセスとして俯瞰させます。
第二ステップとして、その中でインドネシア現地法人が担う役割がどこなのかをビジュアルで理解させます。
第三ステップとして、サプライチェーンの重要な一翼を担うインドネシア現地法人のサプライチェーンプロセス構造を理解させます。
第四ステップとして、サプライチェーンプロセスを構成する計画業務、調達業務、生産業務、受注納入業務、返品業務の進め方、評価の仕方、改善の仕方、スキル育成の仕方を理解させます。
日本企業が得意とする個別の改善手法や管理手法は、第四ステップの中で、会社の仕事の全体像の中でどのような位置付けにあるのかを納得した上で理解させます。
これがHow to一辺倒の教育ではなく、Whyを理解させた上での教育である所以です。