Contact us

Rekrutmen

17.07.2012 インドネシア進出準備

外資100%にこだわることの長短

中小企業で資金に余力のないところは、インドネシアに早く出て行きたいのだが、自己資本として最低でも約2千万円という、先立つものが確保出来ず悩んでいるところが多い。土地を買ったり、工場を建てるとすれば、実際はその数倍の資金が必要となるため、どうしても躊躇してしまうのは仕方ないことでもある。しかし、最近の製造業の進出形態はほとんどが外資100%であり、これが当たり前のようになっているところに落とし穴があるように思う。世界に名だたる技術を持っているのであれば、恐れずに現地の資本家、または実業家と組んでインドネシアで事業を展開すれば良いと思う。技術はあるが金が無い日本企業と、金はあるが技術が無い現地資本、これも日本とインドネシアの、補完関係の一つの形であると思う。当然のことながら、技術を盗み取られるのではとか、会社を全て取り上げられるのでは、などと言った不安はあるかもしれない。しかし、一昔前は全ての製造業がそのリスクを抱えて進出していたし、今でもサービス業などは現地資本との合弁が条件になっているが、ほとんどのケースが上手く行っているのである。100%出資で日本と全く同じように操業したいと言う、叶わぬ『妄想』から目を覚ますことが求められていると思う。

インドネシアビジネスサポート