22.12.2012
インドネシア進出準備
本社人員が800人以下では海外進出は危険?
某大手メーカーは傘下の下請け会社に対して、社員数が800名を超えるまでは海外進出はさせない方針だと言う。
理由は、800名以下では海外工場の運営や人材育成を遂行出来る人間を十分に揃えられないからだそうである。
しかし、2012年中にインドネシアへ進出した企業の半数は社員数800名以下である。100名以下のところも何社かある。
止むにやまれない事情で出て行った会社もあるはずである。そのような国内事情を作った原因の一端は件の巨大企業のグローバル化にもあるはずである。
人物金が豊富な大企業の観点から、絶対安全な海外進出条件を押し付けるのではなく、個々の下請企業の事情に合った対処の仕方を考えるべきである。
自分も昔はその立場であったから、大企業の方々に実感してもらうのは難しいとは思うが・・・・。