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25.12.2012 出島『海外ビジネスコラム』原稿

インドネシア進出問答集 操業コスト編-1 日本人駐在員の現地給与はどれくらいに設定すべきか

社長:日本人をジャカルタ周辺に単身で駐在させる場合、給与はどんな形で支払うのでしょうか?

小野:単身の場合で、家族が日本に残っている場合は、日本での給与のほとんどはそのまま継続して、現地での生活費を別途、現地給与として支払う形が多いと思います。その場合の税金の扱いについては、税金制度編【1.駐在員の給与を日本で支払うことは可能か】を参照して下さい。

社長:ジャカルタ東部の工業団地にある、サービスアパートに住まわせる場合、月にどれくらいの生活費が必要でしょうか?

小野:社用車とアパート代金(月6万円くらい)は現地法人の負担とした場合、最低でも10万円が相場と言われています。但し、この額は生活するためだけの費用ですので、仕事上の付き合いで、ゴルフ代や交際費を個人で負担する場合は20万円くらいになると思われます。

社長:もし家族同伴となれば他にどんな費用が発生するのでしょうか?

小野:生活費は月10万円×人数が目安と考えてよいでしょう。もしお子さんが小学生や中学生で、ジャカルタ日本人学校に通わせる場合、生活費の他に日本人学校の費用として子供一人当り月に4万円程度必要となります。

社長:給与の他に家族同伴の場合に追加的に発生する費用は何がありますか?

小野:ジャカルタ日本人学校に通わせる場合、現地法人負担とするにしても、スクールバスに乗れるジャカルタ市内のアパートを借りる必要があります。アパート代はUS$2,000/月前後が普通です。また、家族のための車を運転手付きで、リース契約などで確保することも必要になります。

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