24.02.2013
最近のニュースに私的コメント
混迷を深める民主党の現状
ポーツ施設の建設に絡む一連の汚職事件で、現大統領の所属する民主党の党首も汚職撲滅委員会から容疑者に指名され、党首を辞職してしまった。
2014年の総選挙と大統領選挙を前にしてこの種の事件はこれから益々多くなると予測される。
オランダ植民地時代と、その後のスカルノ大統領による社会主義政治、そしてスハルト政権下での一党独裁が終焉したことで、中世の王朝時代の政権争い劇が甦って来たような印象を受ける。
現在のインドネシアが国際社会に与える影響は、インドネシアの人達が考える以上に大きいことを知って欲しい。
東アジアにおける地政学上の役割、世界最大のイスラム人口、今後の世界経済をリードするアセアン最大の資源国など、重くて大きな役割を負っているのである。
日本にとってもアメリカとは別の意味で、最重要同盟国である。どうかそのことを意識して欲しい。