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27.12.2013 インドネシアでの仕事のアドバイス インドネシア進出準備

インドネシアでサプライチェーンパートナーを探す方法

中小企業がインドネシアに進出する際に一番大きなハードルとなるのは何でしょうか?

最初に来るのはお金です。外資系企業は資本比率に関係なく、最低でも30億ルピア、約30百万円の現金を自己資本として用意しなくてはなりません。しかしこれは銀行借りることで、取りあえずは解消出来ます。

次に来るのは人材です。現地法人の核となってくれるマネージャークラスの人材は、今は売り手市場です。しかし、これもリクルート会社に委託することで、お金はかかりますが解決出来るでしょう。また、最近出来た新しいサービスJOBNEXTも面白いと思います。

最後に残るのがサプライチェーンパートナー(材料サプライヤー、部材外注、卸会社、販売店など)の発掘ですが、これがなかなか手ごわいハードルです。これは、日本と違って裾野産業が育って来なかったインドネシアの事情を考えればもっともなことです。

では全く手蔓が無い場合にはどうやって自社のパートナーになってくれそうなローカル企業を探せばよいのでしょうか。

取引のある銀行にお願いする?それもいいでしょう。しかし彼らはそれが本業ではありません。

取引のある商社にお願いする?取引が成立した後も継続してコミッションを支払いますか?

知り合いの先行進出企業にお願いする?自分の仕事で忙しいのに気の毒ですよ。

アドバイス①  IPSC (International Partnership Service Center) に打診してみましょう。
APINDO(インドネシア企業家協会)の傘下機関で、有料サービスの一つとして日本企業とローカル企業のビジネスマッチングの機会をセットアップしてもらえます。1日×3社とのビジネスマッチングを依頼する場合の料金は約US$1,000です。

アドバイス② KADIN(インドネシア商工会議所)に打診してみましょう。
KADINの傘下には200近くの同業者組合や協会が存在し、探している会社の要件を提示すると該当する組合または協会の事務局を紹介してくれます。コミュニケーションは英語で可能です。

アドバイス③ Alibaba Indonesia Channelで検索してみましょう。
材料のサプライヤを探すのには適しているようです。

アドバイス④ yellowpages.co.idで検索してみましょう。
地域を限定して、特に外注企業を探すのに適しているようです。

アドバイス⑤  BPS (Badan Pusat Statistik・統計局) のディレクトリーを検索してみましょう。
BPSは定期的に工業、農業、水産業など産業別のインドネシア国内企業年鑑を無料でインターネット上で発行しています。製造業のものは2017年度版が最新で、1,000ページ以上にわたり、膨大な会社の業種、会社名、住所、電話番号、メールアドレスが掲載されています。

アドバイス⑥  J-GoodTechを活用してみましょう。
J-GoodTechは中小機構が運営しているビジネスマッチングサイトで、インドネシアではKADIN(インドネシア商工会議所)と提携して日本企業とインドネシア企業との出会いを支援しています。会員登録は無料ですが、法人に限定されています。

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