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25.02.2014 現地進出中小企業の落し穴

14. 受注納入活動

 インドネシアの経済は華人(国籍がインドネシアの中国人を華人、インドネシアでビジネスをしている中国本土の国籍の人を華僑と呼ぶのが正しいらしい)が支配していることは公然の事実ですが、確かに地場の製造業や材料・部材のサプライヤを訪問するとほとんどが華人の経営であることが判ります。
 日系企業も彼ら華人と取引することになるケースがほとんどなのですが、華人が日系企業のスタッフとして働くことは稀ですので、インドネシア人スタッフが彼らと接触することになります。
 相手がサプライヤの場合はこちらが強い立場にあるのが普通ですので、さほど頻繁には問題にならないのですが、販売先との関係において、彼らと自社のインドネシア人スタッフとの間に壁が出来てしまうことがあります。
 一番多いのが『大事な話は日本人でないと出来ない』と、インドネシア人スタッフが門前払いを喰ってしまうケースです。次に多いのが、取引先から色々と便宜を図ってもらい、すっかり向こうの言いなりになってしまうケースです。関係が上手く保たれていると見えている場合でも牽制機能は必要です。

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