5. アフターサービス

　スマートフォンから高級マンションに至るまで、ジャカルタの街には物が溢れ返っています。毎年6％前後の経済成長を続けることも期待され、今後益々国内需要は膨らむことでしょう。また、この勢いに乗り遅れてはいけないとばかり、様々な業種がインドネシアに進出して来ることでしょう。それに合わせて国内で販売される商品の競争も年々激しくなり、部品メーカに対するコストダウン要請も激しさを増すことでしょう。
　商品によって環境は異なるので一概には言えませんが、コスト面だけの競争に明け暮れるのは、関係者全体から見たら結局のところ、失うものの割に得るものが少なかったと言う結末になることが多いものです。
　昔はインドネシアで買った商品に対してアフターサービスを期待することはほとんど無理でした。最近は少し改善されている様子ですが、それでも日本に較べたらかなり遅れていると言えるでしょう。そこに自社の特徴を活かした商機はないのか、自分の五感でじっくり調べてみましたか？

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