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29.03.2014 インドネシア進出準備

インドネシア進出に重要なプロジェクトマネージャーの機能

 プロジェクトマネージャーは大規模な新商品開発や情報システムの導入だけに必要とされる機能ではありません。中小企業であってもインドネシア進出を進める際にも必須となる機能です。しかし、その重要性に気が付かず、必要以上の時間とお金を浪費している事例を見かけます。最悪のケースでは進出を断念してしまうこともあるようです。

 インドネシア進出に際して必要となるプロジェクトマネジメントの要因は、1.全体管理、2.スコープ管理、3.時間管理、4.コスト管理、5.品質管理、6.人材管理、7.コミュニケーション管理、8.リスク管理、9.調達管理、の9分野です。

 1.全体管理とは、何時までに、誰が、何をすべきかの全体図を描き、それの進捗や問題発生に合わせて適時修正を行うことです。これにはインドネシアにおける幅広い経験と知識だけでなく、経営者としての思考も要求されます。

 2.スコープ管理とは、5ヶ年事業計画を策定し、例えば5年目で単年度黒字にするための売上規模、投資規模、組織体制などを企画実施することです。

 3.時間管理とは、進出のための可能性検討から操業開始までの詳細なスケジュールを作成し、各実施項目の進捗を管理することです。

 4.コスト管理とは、進出に関わる全ての費用、すなわち、会社設立費用、土地購入費用、工場建屋建設費用、整備機械調達費用などを計画し、実施に際しては最適になるように管理することです。

 5.品質管理とは、設立される現地法人がハード(土地、建物など)およびソフト(社名、定款など)の両面で最適な形になるよう管理することです。

 6.人材管理とは、日本人駐在員の人選、インドネシア人幹部社員の採用を適正に進め、強固な組織の基礎を作ることです。

 7.コミュニケーション管理とは、進出に関わる社内外の関係者との意思疎通を図るための、日本語、インドネシア語、あるいは英語による情報共有のための仕組みを作り実行することです。

 8.リスク管理とは、進出準備途上ならびに操業開始後に発生するかもしれない、インドネシア特有の社会的あるいは自然災害のリスクを予測し、回避または最小化するための対策を取ることです。

 9.調達管理とは、土地、建屋、機械そて材料などの有形物件だけでなく、会計事務所、法律事務所、保険会社などからの適正な無形サービスの提供契約を結ぶことです。

 これらの機能をこなせる人材が社内に存在するでしょうか?

 不安に感じた場合は迷わず下記サイトをご覧の上ご相談下さい。

インドネシアビジネスサポート

kojiono@inh.co.jp

090-7866-9343